由紀の酒オンライン日本酒会「常山」
7月12日(日)に福井県の常山(じょうざん)を醸す、蔵元杜氏の常山晋平(とこやましんぺい)さんをお迎えして、オンライン日本酒会を開催いたしました。皆さんもぜひ常山を飲みながらご覧ください。バーチャル蔵見学も必見です。
00:02:03 乾杯
00:02:20 参加者の皆様のお酒事情、外飲みは?
00:03:38 常山酒造、概要説明
1804年(文化元年)創業
1997年、銘酒としてその名が轟くようにと気概をこめ、蔵元自身の名を銘とした
2001年、美山地区での契約栽培開始、ピロール農法による美山錦
蔵人と美山地区に移住し酒米作りをしている
仕込み水、こしょうずの湧水、蛍も生息するような清い水
造り、切れ上がるドライな造りながらも柔らかな旨味を乗せる
洗米、蒸し、製麹、仕込み、上槽までの様子紹介
分析しデータの蓄積もするが、蒸米、麹、もろみを観察もする
00:22:38 質問より、酒造りの修行や勉強は?
大信州の田中勝巳氏に師事
00:35:18 今、飲んでいるお酒紹介
使用酵母など、ラベルに記載のない内容も解説
純米吟醸「玄達」
玄達瀬とは毎年6月中旬から8月中旬までの2ヶ月間のみ解禁される特大サイズのヒラマサや真鯛は釣れる海域。地酒として地域を知ってもらえるツール
高級酒や一部の熟成酒を除き、基本的にフレッシュローテーション
00:58:07 質問より、ラベルが洒落ているがデザインは?
紋章上絵師の波戸場承龍さん、いくつもの円から描かれている
常山の題字、福井市生まれの書道家、岩田和枝さんデザイン。蛍の光の軌跡をイメージ
01:03:58 バーチャル蔵見学
二階イベントスペース
神棚、皆さんで松尾様にご挨拶
一階
4年前にリノベーション。土壁は漆喰、土間も全て綺麗にして衛生的にした
中二階
1000kg仕込みのタンクが並ぶ、昔ながらの佇まいを残す、魅せる蔵
タンク一つ一つが舞台となるようなライティング
冷蔵施設内(2℃まで下げることができる)
薮田式と袋吊り
奥に600kg仕込みのタンク
開きスペースで自然放冷もする
この冷蔵施設内で仕込みから上槽まで、温度環境を整えてできる
01:16:30 国産水楢(ミズナラ)の樽、ミディアムくらいのトースティング(焼き)での熟成、発売未定
01:33:00 蔵元様から飲み手への質問
直接蔵元とエンドユーザーが繋がれたこの機会に蔵元に言いたいこと、お酒はどうやって選んでいるか?
01:47:31 質問より、辛口と言う表示について
いまだに根強いキーワードの辛口、特に初心者の人への選ぶための基準
切れの良い酒、飲み続けられる酒
01:53:32 質問より、ラベル表記、選ぶための情報は
どういった酒器で、どんな温度帯で、どんな食と合わせるかを自分たちも勉強して提案していく。現在着手中なのでしばしお待ちを
02:00:50 ラベル表記
先入観を持って欲しくない→裏ラベルの簡略化→選ぶ指標がない
QRコードで蔵の説明サイトに飛び、答え合わせ
数値だけでなく、先ほどのどう合わせるかの提案
02:03:03 小容量化
02:10:34 オンラインイベントで良かった例
新政 オンライン蔵見学+自分が考えるこれからの酒造りが網羅されていた
知らなかった蔵元の酒を小容量で五本購入→蔵元が解説しながら飲める
蔵のストーリーが見えた
02:21:16 板さん登場
02:23:35 乾杯(2回目)
02:34:25 質問より、今造りたい酒の理想は?
盃が進んでも飲み疲れしない酒
アルコール度数はもう少しライトでも
02:35:53 質問より、食前酒から食中酒、食後酒まですべて揃えるのは?
玄達の様に、鯛が描かれている以上、魚に合わせる酒
今はそこにターゲットを絞って、尖がった酒にしている
これが常山と言う軸は外さないようにしつつも、多様化していく
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