由紀の酒YouTubeチャンネル

飲んだ日本酒の感想を3分の動画で紹介していきます。

由紀の酒オンライン日本酒会「Wダブリュー」

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由紀の酒オンライン日本酒会「Wダブリュー」

3月14日(日)に岐阜県のW(ダブリュー)を醸す、蔵元の渡邉久憲(ひさのり)さんと杜氏の北場広治(ひろじ)さんをお迎えしてオンライン日本酒会を開催いたしました。皆さんもぜひW(ダブリュー)を飲みながらご覧ください。

 

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00:01:08 蔵元、渡邉久憲(わたなべひさのり)社長挨拶

00:03:47 杜氏、北場広治(きたばひろじ)挨拶

00:04:19 デジタル部チーフ、加藤さん挨拶

00:06:40 渡邉社長の音頭で「乾杯」

00:07:06 twitterでのプロモーションでフォロワー獲得の経緯

00:09:41 渡邉酒造店紹介ビデオ

00:17:00 バーチャル蔵見学

00:17:45 原料処理 全量、吟醸甑(こしき)2基で蒸す

00:18:23 洗米機 自動洗米機(限定吸水もできる)

00:19:57 2階、麹室、床麹、蓋麹の二通り、木製のころと同じ製法ができるように、下部で開閉できるようになっており、空気が流れる仕組み

00:23:00 大吟醸専用麹室

00:23:37 酒母

00:25:10 冷蔵室内のYABUTA、水分量が変化しないようにビニールで包まれた高精白米

00:25:50 発酵室、もろみに吉本新喜劇を聞かせている

00:27:54 唯一のマル秘、少しだけ映る(笑)

00:28:08 ありがとうタンク(水に感謝の言葉をかけることで分子が変わる)

00:29:32 使用米展示(札が読めた順に左から、ひだみのり、ひだほまれ、高島雄町、強力、山田錦、愛山、亀の尾)

00:29:49 創業当時の木桶、手直し済

00:31:40 もろみにお笑いを聞かせるきっかけ

00:34:48 質問より、秘密の通路(社長と杜氏しか使わない)秘密の理由

00:35:45 質問より、穀良都(こくりょうみやこ)は今期も仕込むか?

00:36:59 質問より、精米について

00:38:30 質問より、いろいろな米を使用しているが、今後使ってみたい米は?

00:43:56 質問より、生酛に使用している酵母の特性(北場杜氏

00:47:40 質問より、ど根性酵母命名由来

00:48:46 質問より、これだけの種類の酒米の仕込みを、どのように設計するのか?

00:53:15 質問より、先祖返りひだみのりについて

00:56:07 永田家通信トラブル(3分ほど飛ぶ)

00:56:54 質問より、蓬莱ブランドで面白いネーミングがいろいろあるが…

00:59:00 愛山について

01:01:33 質問より、先祖返りひだみのりの醸造特性

01:06:10 質問より、バーチャル蔵見学で少し映った秘密について

01:08:43 質問より、R2BYのWは何種類仕込まれているか?

01:11:50 質問より、愛山、赤磐雄町、高島雄町など高額な酒米だが、一升三千円そこそこの価格帯で出すこだわり?

01:14:24 質問より、Wシリーズはアンダーグラウンド、プラチナムを除き、50%精米が多いが、山田錦だけ45%精米の理由は?

01:17:36 質問より、古代米には興味はありますか?

01:20:06 質問より、Wシリーズに使われている種麹は何処の?

01:21:56 質問より、白麹は?

01:22:50 話の流れで興味があるのは貴醸酒の発泡酒

01:24:35 質問より、アンダーグランドについて

01:29:02 質問より、様々な挑戦をされているが、何が根っこにあって動かれているのか?

01:34:50 質問より、注目している他の蔵は?

01:37:20 質問より、低アルコール原酒への興味は?

01:40:19 質問より、岐阜県の蔵の横のつながりは?

01:48:05 質問より、小瓶飲み比べセット(180mlか300ml)

01:51:10 質問より、現在の取り扱い店

01:53:19 取扱店、約70社のリストを画面共有

01:58:50 〆の乾杯

 

 

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2020年日本酒ランキング(総再生時間)由紀の酒

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2020年日本酒ランキング(総再生時間)由紀の酒

2020年に良く視聴していただけた動画を、総再生時間でランキングにしてみました。皆様のチャンネル登録をお待ちしております。

 

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買って良かった日本酒2020

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買って良かった日本酒2020


 今年購入して自宅で飲んだお酒を、「買って良かった日本酒」と題して振り返ります。このエントリーはそのまま「由紀の酒Best of the year 2020」のノミネート酒となり、この中から「とびっきり部門(金額無差別)」と「コストパフォーマンス部門(一升瓶換算4,000円くらいまで)」両部門の金賞酒を年末に決定させていただきます。

 

 日本酒ブログ(由紀の酒)において、毎年発表させていただいている、由紀の酒 Best of the year。2020年もっとも心に残ったお酒を、由紀の酒-日本酒談義-管理人が勝手に選び紹介いたしております。尚、今回は非売品のようなお酒や殿堂入りしているお酒も予審には入れておりますが、殿堂入りしたお酒は決審に残りません。

 

 以下が今回印象に残っているお酒たちです。

 

コストパフォーマンス部門

白川郷(しらかわごう)「純米」にごり酒出来たて生

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720ml:1,300円(税別)

 

楽器正宗(がっきまさむね)「本醸造」中取り

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1.8L:2,100円(税別)

 

津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十四才の春

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1.8L:3,900円(税別)

 

奈良萬(ならまん)「純米」無ろ過瓶火入れR1BY

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720ml:1,300円(税別)

 

新政(あらまさ)「生酛純米」生成 2019 Ecru(エクリュ)別誂中取り

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720ml:1,507円(税別)

 

松の寿(まつのことぶき)「純米吟醸山田錦H28BY

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1.8L:3,400円(税別)

 

流輝(るか)「純米大吟醸」Morpho(モルフォ

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720ml:2,050円(税別)

 

廣戸川(ひろとがわ)「純米吟醸山田錦R1BY

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720ml:1,900円(税別)

 

 田中六五(たなかろくじゅうご)「純米」糸島産山田錦

 

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720ml 1,550円(税別)

 

とびっきり部門

雁木(がんぎ)「純米大吟醸」鶺鴒(せきれい)

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1.8L:10,00円(税別)

 

南部美人(なんぶびじん)「大吟醸」斗瓶囲いしずく酒2019BY

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720ml:4,200円(税別)

 

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空 2020

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720ml:3,250円(税別・箱なし)

 

貴(たか)「純米大吟醸」雫搾り出品本斗瓶2019

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500ml:2,500円(税別)

 

一念不動(いちねんふどう)「大吟醸」金賞受賞酒H21B

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720ml:8,000円(税別)

 

 

龍力(たつりき)「純米大吟醸」米のささやき秋津生2019

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257ml:4,286円(税別)

 

白老(はくろう)「大吟醸」全国新酒鑑評会出品入賞酒2019BY

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720ml:3,000円(税別)

 

 

 

 

 ノミネート酒はぎりぎりまで増える可能性もありますが、基本的に以上の中から金賞を決定し、年末に発表いたします。尚、発表は日本酒ブログ(由紀の酒)

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となりますので、ブックマークしておいてくださいね。

 

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由紀の酒オンライン日本酒会「白老」

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由紀の酒オンライン日本酒会「白老」

11月1日(日)に愛知県の白老(はくろう)を醸す、蔵元の澤田英敏(さわだひでとし)さんをお迎えして、オンライン日本酒会を開催いたしました。皆さんもぜひ白老を飲みながらご覧ください。

 

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00:00:43 蔵元、澤田英敏さん挨拶

00:00:59 甑(こしき)の説明

00:04:00 乾杯

00:04:50 澤田酒造の紹介

 1848年(嘉永元年)創業

 焼き物(常滑焼)の町、明治初期には灘(なだ)とほぼ肩を並べるほどの全国二位の生産地。澤田酒造の酒は昔からほとんど地元で消費されていた。近年は少しずつ県外も増えているが、それでも地元消費65%。

00:10:00 酒蔵開放について

 2016年がMAXで5500人規模だった。ややキャパオーバーだったが、幸い「ねのひ」さんが酒蔵開放を復活させるなどもあり、人数も3500人規模となり落ち着いた。

00:17:55 現在入荷している酒米について

 若水、五百万石で、今後も山田錦、雄町、千本錦、八反錦、あけぼの等、ぞくぞく入荷してくる。

00:20:00 槽場直汲生

 蔵内の冷蔵施設は、他の蔵と比べて非常に少ない。今回の槽場直汲生も隣町の食品会社の冷蔵施設に搾ってすぐ移動。-3℃での保管。瓶内二次発酵でヘッドスペースは二酸化炭素となり酸化しない。この時期でもガス感があり、フレッシュなお酒となっている。

00:22:10 白老の酒

 本来の白老は常温保管して「おし味」を乗せたお酒が地元で好まれている。「槽場直汲生」や「ひやおろし」のようなフレッシュローテーションでは、65%の地元顧客が満足してくれない。

知多半島はもともと陶器の町で汗をかく仕事が多いことから、味が濃い。また全国屈指の発酵調味料の揃った地域。地元の食文化の強い旨味に対し、酒も旨味が必要。

00:30:50 全国新酒鑑評会「入賞酒」

 特A東条町山田錦40%精米、酸度、アミノ酸度低目でメーターを切った酒。白老の酒とは真逆の出品酒。

今は酸度をあげてアミノ酸度とのバランスをとり切れるほうにしているが、以前は甘い、重い、だれるお酒だった。若水の特徴でもある苦みをマスキングするためにも、許容されるようになってきた酸を上げることで調整している。

00:39:40 若水ひやおろし

 蛇管での火入れ。昨今のひやおろし出荷時期問題もあるが、早いから味が乗っていないは良くないので、造りや、この火入れ方法タンク貯蔵での味の乗りを意識している。

00:48:18 質問より、千本錦の今後

 旅館などからの要望でフルーティーなお酒があるが、米が高いことから純米吟醸価格で3,500円を超え、需要が減ってしまう。圃場見学で作りての若さ、情熱を知り可能な限り続ける考えに。しかし白老にフルーティーを求めていないと言われるのも事実(笑)。

00:53:28 バーチャル蔵見学

 仕込み水、酒蔵から2km離れた丘陵地から湧き出している水を、江戸時代に近隣8件の酒蔵共同で引いた。アメリカ硬度で23と言う超軟水。(60以下を軟水、60~120を中硬水)

 この水だけでは酒母が沸かないほど。別に引いた井戸水が、一転120と言う中硬水なので、調整して使用。この水が製造量が多い地域の所以。

 洗米、ウッドソン

 甑、和釜で蒸す。最も安価な料理酒もこれで蒸す、と言うかこれしかない(笑)。クレーンなどは無いので、米を張るのも掘り出すのも全て人力。

 麹室、全量蓋麹、二室で温度差。吟醸以上はやや高めの温度。

 種麹菌、三社使い分け、あまりにグルコース濃度が高くなるものは避けている。

 酛、現在は生酛、山廃はやっていない。

 木製暖気樽が現役。小仕込みになることで使用頻度は減っている。

 搾り、MAKINO(常滑製)タイル製造用途で集めた土を、水を入れて攪拌し、ろ過するための機械。

01:30:00 質問より、麹室の熱源

 熱線だけの簡易的な物。

 剣菱が麹の熱だけの室、彷彿とさせている。

 新政、全量蓋麹は全国でもほぼない→愛知白老にあり。

 料理酒まで蓋麹。この料理酒がお値打ちなので最近人気に。

01:46:00 質問より、この出品酒のような低酸な酒質で他の特定名称は?

 現在の冷蔵設備のない環境では、時期が1月のみと限られる。

01:51:20 質問より、仕込み水ブレンドの比率は確立しているのか?

 酒母の段階なのか、そうでないのかはもちろんあるが、パターンは無限。米の質に合わせる意味でも、微調整が加わる。

01:52:15 要望、せっかくゆかりのある水質違いなので、それぞれ酒を仕込み、後から消費者好みでブレンドも面白そう。

01:55:38 質問より、木製の甑や麹蓋のメンテナンス今後

 ウッドワークスとの連携で行く。いざと言うときは剣菱、加茂鶴の2件から確保できる。

02:00:00 要望、千本錦は純吟より吟醸が好きだった

 アル添の良さ、純米の良さ、それぞれだがアル添にすると販路が大幅に狭まる。

02:02:50 質問より、海外展開は

 規模的には少ないが、アジア中心に、その他、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア等。直取引ではなく商社経由。

02:05:10 白老「純米吟醸」豊穣

 麹、特A山田錦、掛、八反錦。協会10号酵母。瓶内熟成も含め、10号が面白い。

02:10:30 質問より、東西市場規模

 東京は発酵食品のつながりなどもあるが、酒質的には大阪が多い。

02:12:25 関東で飲めるところ「つくしのこ」

 現在は予約をとるのも難しくなっている。

02:34:00 原料処理(ウッドソン)

 導入、6・7年前。酒質向上と相反する求められる白老の旨味。米質自体も低タンパクとなってきて、味乗りしずらい。洗米方法も工夫している。

02:38:30 槽場直汲

 荒走りの最後の一部から、官能でここからここまでを決めている。酒質安定。

02:43:10 設備投資に5億円使うことができたら?

 南海トラフ対策としても、水源に近い内陸部への蔵移築。

02:56:25 〆の乾杯

 

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由紀の酒オンライン日本酒会「龍力」

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由紀の酒オンライン日本酒会「龍力

9月6日(日)に兵庫県龍力(たつりき)を醸す、蔵元の本田龍祐(ほんだりゅうすけ)さんをお迎えして、オンライン日本酒会を開催いたしました。皆さんもぜひ龍力を飲みながらご覧ください。

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00:00:25 兵庫県、株式会社本田商店、本田龍祐さん紹介

00:01:35 乾杯

00:03:05 使用米、秋津について

 お燗をして飲むのが当たり前だった時代(約40年前)。

 ロマネコンティの畑のように、これ以上ないくらい手を入れ原料米を作る。秋津の始まり

 農法指定の契約栽培を始めたのは龍力が最初

 -3℃で最低3年寝かせての出荷。

味わいの独特の丸さは、稲木掛け(天日干し)によるもの

00:18:45 社(やしろ)地区、東条(とうじょう)地区吉川(よかわ)地区の違いは。

気候の微妙な違い?、三草川(社)、東条川(東条)、美嚢川(吉川)の違い?

→土壌の違い。

00:30:15 社地区

 土壌断面標本(モノリス)での説明

 主要粘土鉱物、イライト。

 下部にレキ、水はけがよい。根は横方向に伸びる

 酒の特徴、綺麗、苦み渋みが少ない

00:33:46 吉川地区

 主要粘土鉱物、スメクタイト

 酒の特徴、酸、特徴が出やすい。

 土地のどの成分が味わいを形成しているのかは、解明されていない。

00:36:04 東条地区

 主要粘土鉱物、スメクタイト

 社と吉川の中間の特徴を示す

 酒の特徴、バランスタイプ

00:38:20 それぞれの特徴を活かした蔵

 社(やしろ)→獺祭

 東条(とうじょう)→十四代、磯自慢、黒龍

 吉川(よかわ)→菊姫剣菱

00:44:20 質問より、今回の秋津生の醸造年度

 令和元年BY

00:44:50 質問より、秋津生で最も寝ているのは?

 5年くらい

 海老さんの2009年の秋津生登場

00:46:06 質問より、社の横に伸びる根は、倒伏の危険性は?

 減農薬栽培をしていれば大丈夫

00:46:36 質問より、自然乾燥について

 天日干しの発芽率95%~100%

 温風を使わない機械乾燥の発芽率、約50%

 通常の機械乾燥の発芽率、5%

00:51:12 質問より、減農薬、無農薬について

 減農薬が良いと考えている

01:04:36 スライドによる蔵見学

 鉄筋で大規模に見えるが2,000石

 冷やして飲んで美味しい酒を造るため、5℃の冷蔵蔵になっている

01:11:14 精米について

 原形精米 ゆっくりと削ることで原形精米となる

01:17:00 洗米

 建物の2階に原料処理の場所

 洗米についての座右の銘は、開運の波瀬正吉杜氏の「洗米は1%磨くつもりで洗え」

 マイクロバブルでの洗米

01:21:19 甑(こしき)

 捌けの良い蒸米にするため。

01:24:10 蒸上がりから放冷

 蒸米を釣りあげて放冷機へ

 放冷後の蒸米の移動は、エアシューターの毎日の清掃か、自分で運ぶかの選択だった

01:26:00 麹室

 4部屋、種切り、上に向けてもやしを振る

 全量蓋麹

 15℃以上の差で結露するので、出麹までにワンクッションおける部屋

01:36:55 吟醸

 農口さん考案のタンク10台中4台が龍力

 サーマルタンク30本→貯蔵

 仕込み蔵は室温5℃

 新型コロナの影響として、タンクが空かないことで造れない

01:39:15 上槽

 YABUTA(味系)とNSK(香り系)の二台を使い分ける

01:44:38 貯蔵庫

 ペンキ塗りたてで見れないと言うおち

01:49:10 精米機(藤江さん提供画像)

 新中野、扁平精米、原形精米の理論を作った精米機、4台

01:51:07 質問より、火入れは

 プレートヒーター(藤江さん提供画像)

01:53:10 瓶詰めライン(藤江さん提供画像)

 冷蔵無菌室内での瓶詰め

01:54:26 瓶詰めライン(藤江さん提供画像)

 打栓機

01:55:20 貯蔵庫(藤江さん提供画像)

 さきほどペンキ塗りたての落ちで見ることができなかった、お宝の山の写真

01:56:10 洗瓶機(藤江さん提供画像)

 もう一度洗瓶機から瓶詰めラインまでの流れ、冷却はシャワー(TOMIYAMA)

02:00:00 池袋西武試飲販売の頃

02:02:50 試飲販売の頃の経験がドラゴンシリーズに繋がる

02:11:30 への字稲作

 最初の壁、根が伸び切った時に肥料を与える

 …、そもそもいつ伸び切ったとわかるの?

02:17:00 兵庫の山田錦、コロナの影響

 R2BYの減産状況次第で農家も続かなくなる。正念場

02:20:08 香り系酵母は減産

 熊本4号(KA-4)香りの出やすい熊本酵母をやめ、熊本1号(KA-1)にする

02:26:00 純米大吟醸大吟醸の熟成による変化

 純米の方が後から撥ねる。大吟醸は香り成分も高い分早飲み

02:26:10 質問より、熟成によるクラスター効果

 アル添のほうが、早くまとまるような気がするが…

 ものによる…(笑)

02:28:50 質問より、熊本9号(KA-1)の使用は大吟醸も?

 今の4部屋での製麹が、力価が高いこともあり、αアミラーゼとグルコアミラーゼの比の値が3.0がベストのところ、香り系酵母では10を超えることも…。香りの出ないほうでも必要十分な香りが出る。

02:32:40 〆の乾杯

 

 

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由紀の酒オンライン日本酒会「蓬莱泉」

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由紀の酒オンライン日本酒会「蓬莱泉」

8月23日(日)に愛知県の蓬莱泉(ほうらいせん)を醸す、蔵元の関谷健(せきやたけし)さんをお迎えして、オンライン日本酒会を開催いたしました。皆さんもぜひ蓬莱泉を飲みながらご覧ください。

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00:00:26 愛知県、関谷醸造、関谷健さん紹介

00:02:06 乾杯 00:03:55 

 関谷醸造概要

 1985年、現在も主力となっている「蓬莱泉、空(くう)」発売

 1993年、季節雇用でなく社員杜氏制の採用

 2006年、農業に参入。2020年現在で29ha、酒米を自社生産する規模としては全国トップクラス 00:26:35 糀 MARUTANI 二号店、久屋大通に2020年9月18日にオープン。

00:27:59 R257 道の駅「したら」に酒造り体験特区として「酒らぼ」2021年4月オープン予定

00:29:40 質問より、空が入手困難となったのは、いつ頃から?

 90年代中盤の吟醸酒ブームから。

00:41:28 質問より、可。生生、生詰について

 3月~5月で出荷量が減ってしまったので、通常商品でない3年熟成生酒にも挑戦。

00:42:30 質問より、雄町について

 兵庫県山田錦でお世話になっているところから、何とか使ってもらえないかとの打診から。 00:48:20 山田錦35%精米H21BY金賞受賞酒について

 5℃での貯蔵  後日情報、酵母はアルプス酵母

00:52:45 空の大きなボトル看板について

 4.5mのものと3.6mの2種類の大きさがある

00:57:10 質問より、蓬莱泉「美」を純米吟醸から純米大吟醸に変えたのは?

 もともと美山錦の精米歩合50%で純米大吟醸規格だったが、45%に変えたこともあって特定名称も純米大吟醸とした。

00:58:57 質問より、蓬莱泉「空」の掛米も40%精米としたのは?

 美との差別化。美は1801号酵母。空は酵母ブレンドで落ち着き

 空は愛知県酵母FIA-2)、1401号酵母、僅かに1801号酵母で、ブレンド比率は変化

01:11:26 質問より、アル添と純米で長期低温熟成した時に差はあるか?

 アル添と純米の差ではなく、酸度で違いがある

01:26:46 質問より、精米について

 扁平精米をしている。

01:28:56 上槽方法、遠心分離は?

 由紀の酒20周年記念酒はYK-35遠心分離

01:35:21 関谷社長の写真

 米の花の写真、気温で穂の上から順に咲く、一時間くらいで咲いてとじる

01:41:14 質問より、遠心分離を使用した市販酒が出ていない理由

 コストが見合わない

 澄酒と滓酒で半々

 滓酒はスパークリングにすると楽しそう

01:49:48 質問より、一念不動の熟成原酒の熟成期間は?

 タンク貯蔵で2~3年

01:52:28 質問より、山田錦35%精米H21BY金賞受賞酒の酵母は?

 アルプス酵母でした。(後日談)

 開栓後の変化でさらに丸くなった

 アルコールが馴染んだ

 僅かな酸で骨格?、僅かな苦・渋で切れ

02:17:36 添加するアルコールの今後

 これまで自社製造米焼酎の添加だったが

 手指消毒のためスピリッツ免許取得から、米原料の醸造アルコールとすることもできる

 特定名称を外した銘柄「朋、酒蔵の唄、人生感意気、別撰、秀撰」の売り上げがまったく変わらなかった。特定名称の必要性?

02:21:20 コーシャやビーガンの認証は?

 取得条件はクリアしたが、費用に対する効果が現在は見えないので見送り

02:32:21 乾杯

02:42:29 質問より、糀 MARUTANI二号店での新たな取り組みは?

 8タップあり、市販のない無濾過生原酒なども楽しめる

 クラフトSAKE リキュールや雑酒扱いとなるが、果実カクテルなども

 60ml、90ml、などの少量で有料試飲感覚でも楽しめる

02:57:30 乾杯で〆

 

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由紀の酒オンライン日本酒会「貴」

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由紀の酒オンライン日本酒会「貴」

8月2日(日)に山口県の貴(たか)を醸す、蔵元杜氏の永山貴博(ながやまたかひろ)さんをお迎えして、オンライン日本酒会を開催いたしました。皆さんもぜひ貴を飲みながらご覧ください。

 

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00:00:25 山口県、永山本家酒造場、永山貴博さん紹介

00:01:55 乾杯

00:02:50 使用米について

 全国新酒鑑評会は予審のみで、結審がなかった。結審に使用するはずだった出品本斗瓶。東条山田錦40%精米、協会9号酵母

 東条と吉川の違い。

00:12:50 東条50%精米、加東市松沢地区の山田錦。蔵元数社(田酒、日高見、蒼空、貴)でグループを作り、村米制度で分けてもらえるようになった。

00:16:40 今後は、地元での米作りに本腰を入れていく。

00:22:25 事務所の二階、貴のショールーム見学。

 話題になった、日本酒図書館や、こだわりの真空管アンプJBLスピーカー。気軽に有料試飲を楽しめるカフェバーになる。

00:33:28 ケグサーバー 空気に触れないので、酸化を防ぐことができる。生酒をフレッシュなまま提供できる

00:43:43 バーチャル蔵見学

 製麹室、最初の部屋にハクヨーの床用製麹機、奥の部屋は三面の壁に棚が設置されている。天井に換気のための天窓。

仕込み部屋、仕込みタンクや絞り(薮田式)はすべて冷蔵施設内にあり、四季醸造も可能。

1℃の貯蔵庫。出荷を待つ数々の貴、十年古酒などレアなお酒も。

01:02:28 質問より、ケグの初期投資は?

01:04:15 質問より、容器はリサイクル?

01:17:07 質問より、設備投資したいものは?

 パストライザー&クーラー、精米機、除草機

01:26:23 質問より、現在の火入れ方法は?

 プレートヒーターによる熱交換一回火入れで、そのまま瓶詰め。シャワーでの急冷。しかし急冷方法はまだ納得いっていない。プレートヒーター二台で冷ましてからの瓶詰は、新瓶なので火落ち菌の心配はほぼないが、ヘッドスペースが真空にならないことでのデメリットもある。

01:32:06 可愛らしいペット出現

01:42:50 質問より、今後の使用米について

 米自信がもつパワーやテクスチャー、ストーリーの問題。パワーやテクスチャーでは、山田穂、雄町。ストーリーとして地元産の山田錦や、復活させたい山口産雄町。

01:46:10 質問より、山廃ブレンドの話から

 アッサンブラージュ「ハーモニー」

 アロマ、テクスチャー、酸でレイヤーを重ねていく面白さ。

 92%精米のイートライス、酒化率が悪い。外側が硬くてとにかく溶けない。

02:18:10 質問より、貴のラベルの題字が左手で書かれた面白さ「左手線(さしゅせん)」

 右手で書かれたラベルは?

02:31:05 乾杯

02:31:40 永山貴博蔵元杜氏、退出

 

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