由紀の酒YouTubeチャンネル

飲んだ日本酒の感想を3分の動画で紹介していきます。

結ゆい、純米吟醸、備前雄町亀口直汲みは、目の前が花びらで覆われる

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茨城県の結城酒造株式会社さんが醸す、

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸備前雄町亀口直汲み無濾過生原酒

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結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸備前雄町亀口直汲み無濾過生原酒

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両手いっぱいにつかんだピンクの花びらを、

開いて「ふぅ~」っと息を吹いたように、

一気に目の前は花びらで覆われます。

何とも楽しい甘味の膨らみ。

結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸備前雄町亀口直汲み無濾過生原酒 データ

醸造元:結城酒造株式会社茨城県結城市
使用酵母:M310
使用米:備前雄町50%精米
日本酒度:-1
酸度:1.5
アルコール度:16度以上17度未満
仕込水:鬼怒川系伏流水(軟水)
杜氏:浦里美智子(兼蔵元)
製造年月:H29/01
容量:1.8L
価格:3,200円(税別)
購入:池田酒店

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豊盃、純米大吟醸、レインボーラベルは旨み主体で、甘味は少な目

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青森県弘前市の三浦酒造株式会社さんが醸す、

豊盃(ほうはい)「純米大吟醸」豊盃米仕込生酒、レインボーラベル

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豊盃(ほうはい)「純米大吟醸」豊盃米仕込生酒レインボーラベル

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旨み主体で、甘味は少な目。

磨き込んだ綺麗さから酸や味も多くはなく、

スッキリと切れていきます。

なかなかに美しい。

豊盃(ほうはい)「純米大吟醸」豊盃米仕込生酒レインボーラベル データ

醸造元:三浦酒造株式会社(青森県弘前市
使用米:豊盃米39%精米
使用酵母:協会1501号酵母
日本酒度:-1.0~+2.0
酸度:1.4~1.5
アミノ酸度:1.2~1.3
アルコール度:15度以上16度未満
仕込水:岩木山系伏流水(軟水)
杜氏:三浦剛史、三浦文仁
製造年月:H28/12
容量:720ml
価格:2,778円(税別)
購入:三浦酒造株式会社

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豊盃、純米大吟醸、蔵限定は常温で真価を発揮

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青森県弘前市の三浦酒造株式会社さんが醸す、

豊盃(ほうはい)「純米大吟醸」蔵限定

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豊盃(ほうはい)「純米大吟醸」蔵限定(青森県弘前市

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常温になると、ここか?、ここがつっこみどころか?

と言う部分が垣間見える。

酒ではなく、

食べていた物が口中にはすでに無いにもかかわらず膨らむ。

豊盃(ほうはい)「純米大吟醸」蔵限定 データ

醸造元:三浦酒造株式会社(青森県弘前市
使用米:国産米49%精米
アルコール度:15度以上16度未満
仕込水:岩木山系伏流水(軟水)
杜氏:三浦剛史、三浦文仁
製造年月:H28/12
容量:1.8L
価格:4,260円(税別)
購入:三浦酒造株式会社

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田酒、純米吟醸、NEW YEARボトル2017は優しい甘味の草食系

青森県の株式会社西田酒造店さんが醸す、

田酒(でんしゅ)「純米吟醸」NEW YEARボトル2017

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田酒(でんしゅ)「純米吟醸」NEW YEARボトル2017

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何となく低アルコール原酒のイメージ。

酸と甘味の雰囲気には、儚さのようなものを感じます。

甘味は程よく、全体のイメージは非常に優しい、

いわゆる草食系。

田酒(でんしゅ)「純米吟醸」NEW YEARボトル2017 データ

醸造元:株式会社西田酒造店青森県青森市
使用酵母:蔵内保存酵母
使用米:麹米、青森県産華想い35%精米、掛米、青森県産華想い55%精米
アルコール度:16度
仕込水:八甲田山系伏流水(軟水)
杜氏:細川良浩
製造年月:2016/12
容量:720ml
価格:1,800円(税別)
購入:酒さとう

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常きげん、KISS of FIREは、マシュマロとの心地よいやり取り

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石川県の鹿野酒造株式会社さんが醸す、

常きげん(じょうきげん)「純米大吟醸KISS of FIRE

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常きげん(じょうきげん)「純米大吟醸KISS of FIRE

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まるでマシュマロを口中に放り込んだかのように、

押すと柔らかく受け止める。

ほのかな甘みが少しだけ押し返す。

何とも心地よいやり取り。

常きげん(じょうきげん)「純米大吟醸KISS of FIRE データ

醸造元:鹿野酒造株式会社(石川県加賀市
使用米:山田錦50%精米
日本酒度:+3
酸度:1.5
アミノ酸度:1.3
アルコール度:15度
仕込水:霊峰白山伏流水(軟水)
杜氏:木谷太津男
製造年月:2016/12
容量:750ml
価格:4,000円(税別)
購入:鹿野酒造株式会社

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黒龍、大吟醸、しずく2016はレガート、絶妙なアーティキュレーション

福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、

黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2016

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黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2016

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ふるいにかけるどころか、

裏漉ししたかのような滑らかさは、

さすがの黒龍とびっきり。

後からほんのり感じる甘味は、

どことなく凜としていて上品ささえ感じます。

legato(レガート)、途切れることなく滑らかな様は、

絶妙なアーティキュレーション

黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2016 データ

醸造元:黒龍酒造株式会社福井県吉田郡永平寺町
使用米:兵庫県東条産特A山田錦35%精米
使用酵母:蔵内保存酵母
日本酒度:+5
酸度:1.2
アミノ酸度:0.9
アルコール度:15度
仕込水:九頭竜川伏流水(軟水)
杜氏:畑山浩
製造年月:2016/10下
容量:720ml
価格:5,000円(税抜き)
購入:酒のきまた

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講談社の週刊現代に掲載された獺祭の記事について

f:id:yukinosake:20170130192210j:plain講談社週刊現代

巨大なビルで大量生産…日本の名酒『獺祭』がちょっと変だぞ!?

週刊現代 > 巨大なビルで大量生産…

 

 

と言う記事が掲載されました。記事の最後の日付が2016/01/28となっていますが、虫混入についても言及されているので、2017/01/28と思われます。酒好きの一人として読んでいると、何やら非常にもやもやするものがあったので、ここに紹介しつつ、感想を書いてみます。

 

山口の酒「獺祭」ブームに賛否両論

記事の中では賛否と言うことで、一応それぞれの立場から今の獺祭について紹介されています。賛成派と受け取ってよさそうなところでは、日本酒輸出協会会長の松崎晴雄氏、岩手県南部美人」五代目蔵元の久慈浩介氏、コラムニストの勝谷誠彦氏がそれぞれ述べているところ。

 

しかし否定派らしい部分は、「日本酒ライター」であったり「都内の老舗酒屋店主」であったりと、賛成派の実名と比べてどこの誰ともわからない人の意見として掲載されています。

 

先の表題が表題だけに、これらの意見をつなぎ合わせ、何とももやもやする記事に仕上がっています。賛成派と言うよりは日本酒を愛する人として、獺祭について答えたら、とんでもない記事に仕上がっていたと言ったところでしょう。

大量生産化で味が変わったのではという意見も

量産化できる計画は今に始まったことではなく、新蔵の建設においても計画は随分前からあったことと思われます。しかし記事では、ブームに乗っかって蔵を大きくし、杜氏の経験よりもデータと機械化と言った部分にスポットをあて、書かれています。

 

いかにも日本酒のことを知らない人が、専門家の意見をつなぎ合わせて適当な文章にしたんだろうということが伺えます。

 

機械化に関しては、精米は精米機、洗米はウッドソン、蒸米運びはエアシューターやクレーンなど、今をときめくような銘柄の蔵を見学させていただくと、随所に機械化がはかられています。機械の導入という部分ではなく、それを使いこなす人と言う部分が大切だとは思われます。

 

蔵元さんにとっては一口に、「手造り」というキーワードについて聞かれてもある意味何を基準にして答えたら良いのか難しいところでしょう。

 

この機械化に関しては、最近読んだこちらの記事が参考になりますので、あわせて参照ください。

SACKET > 手作りVS機械

四季醸造で季節感を失っている

蔵の温度管理を徹底し、通年で醸造を行っているのだ。だが、この点についても旧来の日本酒ファンからは不満の声が上がる。

 人気が出て入手が難しくなってくるともっと造れと言い、苦労して四季醸造などの体制を整え造ると、季節感がないと言われる。心中お察しします。

蔵元日記 > プレミア価格

 唯一の筆者の意見?

「前のほうがよかった」と思っている日本酒ファンの気持ちも汲んでほしいところだ。

最後でこう結ばれています。自分が獺祭が以前と変わったと思われるところは、2013年10月の価格改定と、以前よりも僅かに香り高くなっているかな?と言う部分、そして遠心分離についてです。

 

価格改定については原料が上がっていることを考えるとしょうがないと思われる部分で、その上がり幅も納得できるものです。現在でもコストパフォーマンスは良いという印象です。

 

香りについては、フルーティーと言うキーワードで進化したととらえることができます。しかし、食との相性を考えると香り高いことが邪魔になると考える人もいますので、この部分は人それぞれでしょう。

 

遠心分離については、現在の獺祭の遠心分離と言う商品は、遠心分離と言う上槽方法のお酒と通常の上槽方法のお酒のブレンドであるとオフィシャルサイトの商品紹介にあります。以前はこの文言がありませんでしたので、遠心分離だけのお酒が詰められていたと思われます。

 

遠心分離とうたう以上はすべて遠心分離でのお酒であるべきと個人的には思いますが、桜井会長の「飲んで旨い!といってもらえる酒」と言う根本を考えると、綺麗すぎる遠心分離のみのお酒は獺祭としてどうか?と思われたことでしょう。

最近の獺祭は

記事としては、今をときめく獺祭をディスることで読者に、「へ~」と思わせることが目的のタイトル詐欺的なものですが、酒好きはそんなところは見ていません。

 

とにかく飲んで旨いと言う酒好きの声を聞くために、獺祭は日夜研究、努力を怠ることはありません。これまで旭酒造では、火入れ(殺菌)を60度台の低温殺菌によって保存性を高めていましたが、今は亡き明治大学の早田教授とそれを引き継ぐ教え子の皆様、そして旭酒造の共同研究によって、二酸化炭素をマイクロバブル化し酒に加えることで、40度以下の殺菌を可能としたそうです。

 

先日、そのお酒が獺祭「早田(はやた)」として発売されました。残念ながら自分は飲むことができていませんが、信頼できる酒好きの友人からは、「フレッシュ感ある良い酒でした。」と言う感想を教えていただけました。

えび蔵の日本酒&旅のキロク > 今年のお酒2016

 

飲んで旨い獺祭を、今後も追いかけて行きます。

 

最近の獺祭に関する記事

yukinosake.hatenablog.com

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